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どうも、個人事業主を5年経験して法人1期目が過ぎ去ろうとしているハシケン(@independenstart)です。
一生一つの会社に勤めるなんて時代でももはやなくなり、また感染の収まりがなかなか見えない中で景気もよくない企業が希望退職をつのるケースが日に日に増えています。

今回はそんな時のヒントになれたらと思い、独立やその前段階の準備などを実際の体験者目線でまとめます。
リストラ、希望退職を経験している筆者の場合

最初のリストラで強く感じたのが、いざというときに会社は社員を一切守ってくれないということです。
自分の人生の舵取りを他人の作った会社という組織に任せるのは大きなリスクのあることだ、と体験により痛感しました。
その後、最後に勤めていた会社は自分のいた時期に一部上場しましたがその後突然株価が下落してあっという間に希望退職を募って・・・たまたまその1年前くらいから独立を意識して準備していた自分は手を上げて会社を飛び出しました。
2015年、春のことです。

とはいえどちらかというと節税メインの法人成りで、別に事業規模を大きくするとかではなく今も個人事業主の延長である単なる一人法人という立場です。
独立はやっぱりリスクも大きいですし、会社にそのままいられるならそれで全然いいだろうと今の状況でも思います。
ただ、会社が経営をミスったときにまず切られるのは社員のクビです。そこは残念ながら現実です。

理想は、独立を考えた時から『準備』を始めておくこと!
誰しも、会社に勤めながら独立を妄想することはあるんじゃないでしょうか?

であれば、今度はクビ切られるよりも自分で準備を進めて飛び出せるようにしておこうという心づもりで独立の勉強をはじめました。
セミナーに行ったり、ビジネス書を読んだり、まずは趣味の一つくらいの気楽な気分で勉強始めるのがおすすめです。
いつか何かあったときには飛び出せるように、もしくはいいアイデアが固まって準備できたら会社を離れて独り立ちできるように体制や精神を整えていくことがリスクヘッジの意味でも現代は大切じゃないでしょうか。
ビジネスアイデアよりもまずは固定収入を得ることを目指す

自分も実際独立した時は『これならいける!』というアイデアとともに退職して開業届を出してはじめましたが、もろくも半年で挫折して・・・今はその時と全く違うことで収益を得ています。
独立するには、アイデア以上に大切なことがあります。どうやって独立後の最低限必要な固定収入を得るかです。

でも、毎月の固定費が足りないとあっという間に行き詰まります。生活とビジネスの安定を一つのアイデアだけでまかなおうとすると、転んだときの立て直しが非常にきつくなってしまいます。

だからこそ、形は何でもいいのでまずは副業などでどうやったら収入の道を確保できるのか・・・という部分から考えてみることを独立経験者としてはおすすめします。
独立に際してやっておくべきこと、やらなくてもいいこと
独立に際して準備しておいたほうがいいこと、逆にそこまで必要ないことは実体験の目線から見えてきたものが結構あります。

独立前にやっておくといいこと
- ささやかな副業を色々やってみる
- SNSのアカウントを育て、余裕があればブログもやってみる
- 実際に起業している人の話を聞いてみる
- なるべく資金を多くためておく
とにかく会社の給料以外で稼いでみるという経験を、小さな副業でいいから会社勤めしている間に経験しておくと強いです。発想の視野が広がります。

また、現在は個人事業主やフリーランスなど小さな単位での独立を目指す人もかなり多いです。そこで特に重要なのが、SNSでの情報発信やブランディングです。

ブログはかつてほどのパワーはなくなってしまいましたが、個人の情報発信におけるベース基地や名刺・ポートフォリオ代わりになるので運営していて損することはないでしょう。
また、独立して自分の事業をしている個人やフリーランス・企業経営者の実際の話も聞いておきましょう。想像するよりも派手さはなく、皆堅実な事業を進めていることに気付かされると思います。

さらに、独立前にお金はなるべく多く用意しておきましょう。支出も徐々にムダなところを減らして、毎月の生活費=独立後の固定費を見直しながら資金をためていきましょう。

独立前にやっておく必要のないこと
- 独立経験のない人に相談しない
- ビジネス書を買い集めすぎない
- アイデアを固定化しない
- やたら高い独立コンサルを利用しない
独立に関する話は、実際に起業したり飛び出した経験のない人に相談する必要は一切ありません。

独立の実態は、経験者にしかわかりません。相談したい時は、独立経験のある人に聞くようにしてください。
また、ビジネス書は読みだすと結構ハマって次々買ってしまいがちです。でも、冊数を絞ってしっかり読みこむ方がおそらく身につきます。
評判のいい5冊ほどをまずは手にして、何回でも繰り返して読んであなたの血肉としてしまったほうが絶対にいいでしょう。
更にビジネスアイデアは、一つに固執しすぎると他に目線がいかなくなるので非常に危険です。
複数を考えるとか、まずは小さな部分からイメージするなどムリのない進め方がいいでしょう。アイデアを相談する際も独立経験のない人よりはある人に聞くべきでしょう、説得力も違います。
最後に、現在は独立開業を応援するというていの様々なコンサルサービスも存在しています。
中には有益なものもあるでしょうが、単純に高いお金を持っていくだけの意味ないものだってかなりあるのが実態です。

まとめ

ただ、だからってラクかというとそんなことはまったくなくて・・・自分で自分や家族の人生の舵取りをすべて行うのはしんどい状況もやっぱりあるわけです。
独立は甘くありません、大きな覚悟も必要です。だからこそ、考え出したらぜひしっかりと検討して下さい。
大変な時代になってきましたが、独立することが最善かどうかも冷静な目線で考えていきましょう。
