どうも、法人1期目のハシケン(@conteanime)です。
当サイトの記事は2019年内まで個人事業主として活動していた時期に書いていたものも多くあるので、著者の肩書き等の違いについてはあらかじめご了承下さい。

それはそうと先日風邪を引いて5日間仕事ができなかったんですが、ある事実に改めて強く気付かされました。それは、
『ビジネスの主体が自分だけの個人事業主は危険すぎる』・・・ってことです。
自分自身が体調崩したり事故にあって仕事ができない時の対処は、個人事業主やフリーランス・一人法人なら常に考え備えていくべきテーマでしょう。

個人事業主の定義とは?

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個人事業主(こじんじぎょうぬし)は、会社等の法人を設立せずに自ら事業を行っている個人のこと。自営業とも。
※wikiより引用
個人事業主という名前だからといって事業主一人のみというわけではありません。家族のみ、あるいは少数の従業員で構成する小規模経営が一般的です。自営業者と言った方が馴染みやすい方もいるでしょう。
※社長が見るブログより引用
あなたの仕事は、収益を得る対象=個人事業主自身になっていませんか?
自分自身が倒れるとその間収益がまったくないなんてこともあり得ます。まずはこの当たり前の事実をしっかり認識しておきましょう。
個人事業主のデメリットとは結局なにか?

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個人事業主やフリーランスはどうしても収入が不安定になりがち・・・

個人事業主やフリーランスには基本的に福利厚生がない・・・
基本的にあなた自身で何かしなければ利益が生まれないので、時間あれば机に向かって生活にメリハリが付けにくくなることも多いでしょう。

皆勤手当や交通費なんてもってのほか・・・;
個人事業主やフリーランスには失業保険なんてない!
失業という概念から解放されてる立場とも言えますが、小規模企業共済などあらかじめ備えておかないことには何もありません。

基本的に個人事業主におけるデメリットはお金関連の悩みに集約します、逆に言えばお金さえなんとかなれば多くの問題は片がつくかもしれません。
個人事業主として独立して失敗しないために視野は広く、相談できる相手をもとう!

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数年間個人事業主をやってきて痛感するのは、
実際に始める前に考えていたビジネスプランなんて机上の空論以外の何ものでもなかった
・・・ってことです。
現実でビジネスをやろうとすると事前の想定とは全く違う動きをし、予想外のお金ばかりかかります。
想定と現実のズレに直面した時、頑固にこだわるか現実にそくした方向に柔軟に変えていけるかは極めて大きな分岐点です。
大事なのは、あなたがやろうとしているビジネスで既に成功している人の話を早い段階で聞くことです。
実際にやった人の意見以上に役に立つ話はないはずです、成功談も失敗例も貴重な情報としてあなたに置き換えて聞けます。

独学は多くの場合で失敗し、結果的に遠回りになることも多いです。でも先人のアドバイスを受けておくことで、一足飛びの近道を進むことが可能になります。
とにかく、視野を広く持って必要な時に必要な改善を図れるかが非常に重要です。
うまくいかないからと狭い世界に閉じこもってしまうと、行き詰って何をしていいかわからなくなり間違った判断ばかりしてしまいます。

個人事業主という立場にある「メリット」に早めに気付くことがとにかく重要!

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会社員をやめて個人事業主やフリーランスになった時、多くの人がそれまで会社でやってきた業種の延長で生計を立てていこうとします。
独立後、多くの人がなかなか気付けないことがあります。
個人事業主最大のメリットとも言える、稼ぐ手段をいくつ並行して進めてもかまわないという事実です。

税金などの支払いさえすれば、あなたの稼ぎを制限するものは何もないんです。
たとえば1つの仕事で30万得るのもいいですが、10万ごとの別の稼ぎ方で30万にしてみてもいいわけです。
バイトの掛け持ち的にとらえてしまうと得に感じないでしょうが、『束縛されないお金の稼ぎ方の自由がある』ことこそ個人事業主やフリーランスの最大の強みとわかるとまったくモノの見方が変わってきます。
収益を得る道としては自分の本業もあれば、人の手伝いで出来ることもあるでしょう。
株や投資、ネット関連ではブログの広告収入やアフィリエイト、せどりや転売だってやりたいならやればいいんです。
可能なら思いついたことを全部同時に進めたっていいんです、ビジネスの種を多くまいていける自由をつかわない手はありません。

一つ一つは小さくても、複数持つことで1つだけをあてにする必要や心細さも減ってトータルの収益を大きくすることも可能になります。
一つずつから得られる売上には限界があったとしても、収益の機会を増やすことに上限なんかは一切ありません。
稼ぎ方に制限のない個人事業主だからこそ複数の収益化を重ねていこう!

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将来の経済状況や立場の保証なんて今や誰にもわかりません。
必要なのは、この先環境がどう変わっていってもあなた自身で稼いでいける能力です。
思いついた稼ぎの種を実地で即座に試していけるのが、他ならぬ個人事業主という立場です。

せっかく個人事業主やフリーランスならおもいっきり貪欲にやるのはどうでしょう?
収益のパターンを増やすのが、稼ぎ方に制限のない個人事業主だからこそ出来る最大のリスクヘッジです。一つの仕事だけしていくのはあまりにもったいない状況だと感じませんか?
今や検索すればいくらでも稼ぐ手段は転がっています。うさんくさいものも山ほどありますが、ちゃんとしたものだってあります。
やるかやらないかの違いだけです、そして世の中は圧倒的にやらない人達であふれています、いつだってあなたが一歩先に行くチャンスはすぐ目の前に存在しています。
正しい情報を見極める方法としては過剰な先行投資のかかるもの、人の迷惑になり得るものはひとまず排除しておきましょう。

都合のいい情報だけを収集して正否を判断するんじゃなく、両側の意見を収集した上で答えを出すクセをつけていきましょう。
そしてどんどん試して失敗して、改善していきましょう。
まずあなた自身が動き出さないと何も始まりません、収益の種はまかずに咲くなんてありえません。

個人事業主だからこそしっかりお金の対策もしていこう!

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ビジネス書では事業資金をなるべく多く用意しておくことが推奨されます。最初の資金の次に重要なのが、独立後のお金の管理です。
あなたが独立後も会社員時代の感覚のままだと、個人と事業の財布が一緒になって確定申告時に混乱するおそれもあります。

また、もしあなたが屋号を持っているなら屋号付き口座はぜひ作っておきましょう。
[aside type=”normal”]サイトに振込口座先を記載する時に本名を出さなくても屋号で書けます。
また銀行の審査を通して取得するわけですから、当然一定の信頼向上も得られます。[/alert]
さらにクレジットカードも連携させてfreeeなどのいわゆるクラウド会計ソフトで処理すれば、お金の管理は一気に楽になります。
会社を独立したばかりの個人事業主は、時間こそが最大の資産になります。

入出金のルートはビジネス・プライベートでしっかり分けられるよう、事前に備えておきましょう!
個人事業主やフリーランスの屋号付き銀行口座おすすめはここだ!【2022年最新版】
個人事業者やフリーランス専用クレジットカードは早めに作るべき⁉
究極的にはレバレッジの効いた、あなたが何もしなくても回るビジネスモデルを目標にしよう!
レバレッジとは?
てこの原理。てこを使えば軽い錘で重い荷物を動かせるように、レバレッジを使えば少ない自己資本で大きな資本を動かせる。
※wikiより引用
1の力で2・5・10などより多くの見返りが得られるものを、レバレッジの効いたビジネスモデルと言います。
レバレッジの効いたビジネスモデルのほうが大きな利益を出しやすく事業としても発展させやすいということになります。
例えばフリーランスのイラストレーターやデザイナーという仕事だと、どうしても一枚あたりの単価を積み重ねていくのがメインとなります。

あなたのビジネスを、なるべくレバレッジが効いたものにしていくことは独立する以上は絶対に考えていくべきテーマです。
オーダーメイドの絵のようなレバレッジが効かない事が商品自体の価値(売り)と直結するものは難しい場合もありますが、もしかしたらその上でレバレッジを効かせるビジネスプランだって可能かもしれません。
でも考えることをやめた時点で、そこから先には一歩も進まなくなります。
極力自分の手間を減らした上で収益を挙げられるビジネスモデルは何かないか?・・・という点にも必ず目を向けていきましょう。

まとめとして、個人事業主のメリット・デメリットの活かし方

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収益を得つつ自由な時間を手に入れることも、ネットやブログ・メルマガなどを使えば不可能じゃない時代になりました。
でも、考えるのを放棄していては決してたどり着けない境地です。いつでも考えるクセをつけましょう、予想もしてなかった別の道が新たに見えることがあるものです。
うまくいくかどうかは、あなたがアイデアをすぐ行動ができるかどうかにかかっています。

自由がある反面、自分で律していく厳しさも必要なのが個人事業主です。
好きに生きていけますが、一ヶ月後の保証の一切ない世界です。とにかく貪欲にやれることはどんどんやっていくしかありません、やった人だけが生き残れる時代です。
個人事業主のデメリットは、メリットで打ち破ってやりましょう!