どうも、法人1期目のハシケン(@conteanime)です。
当サイトの記事は2019年内まで個人事業主として活動していた時期に書いていたものも多くあるので、著者の肩書き等の違いについてはあらかじめご了承下さい。
- 会社の仕事がつまらない
- もっと他にやりたいことがある
- 収入を増やしたい
- 将来が不安だ・・・
会社を独立するきっかけは人によって様々です。でも独立する以上は単なる勢いじゃなく、現実とのバランスを取りながら戦略的に進む必要があります。

自分は個人事業主として会社を離れて3年目に入りましたが、個人で生きる状況のメリット・デメリットが実体験からも様々見えてきました。
『個人事業主のメリット』
- 予定を好きに決められる
- 仕事場を選べる
- やりたくない仕事はしない
- 収入を増やせる
『個人事業主のデメリット』
- やることが多い
- 下請けと変わらない
- メリハリがなくなる
- 将来が見えにくい
今回はそれぞれについて実例とともに紹介します。

個人事業主として生きてく上でのメリットとは?

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まずはメリットについてです。
個人で働いていくと自由を享受できます。ただし、その裏では安定した仕事やお金への強い切望もあることを忘れずにいてください。
個人事業主は日々の予定を全て自分で決められる!
個人事業主は、全て自由に決められます。一番の醍醐味ともいえるでしょう。一度慣れてしまうと雇われ会社員の状態には戻れる気が一切しなくなります。
・・・自分は会社独立後も生活費維持のためしばらく週3~4ほど出向で仕事もしてましたが、それだとうま味は少ないんですね。

まだ独立前ならどうやって独立後の日々の生活費を安定させるかを最優先で考えてください。お金と気持ちに余裕ができれば、ビジネスのアイデアも湧きやすくなりますよ。
個人事業主なら通勤せず好きな場所で働ける!

絵を描く仕事もしてるので描くときはデスクトップPCのある家でやり、ブログ記事を書いたりビジネスの案をまとめるときにはコワーキングで・・・という感じで使い分けてます。
晴れの日は自転車で、雨の日は車で、行くつもりでいたけどなんとなく行きたくないな・・・という日は家で仕事します。

ただ完全在宅のみの個人事業主にしていると、後述しますがどうしてもデメリットも出てきます。対策として近所かつ外で働ける場を一つ確保しておくことを強くおすすめします。
個人事業主はイヤな仕事なら断れる!
せっかく会社を独立したんだから、好きな仕事だけやっていきたいですよね。
独立当初は金銭面でなかなかそうもいかない場合が多いですが、軌道に乗り出すとやりたくない仕事は受けないで済むようにもしていけます。

失敗し、無駄弾も多く使い、家族を抱えつつ地獄も見ました。事前の想定以上に現実は厳しいので、過信せず現実的な独立計画を練ってください。
個人事業主は収益の道をいくらだって増やせる!
個人事業主になった以上、収益の道をたった一つに頼っていては損です。すがることになり、せっかく独立したのに収入が頭打ちになります。
会社組織という束縛から離れたということはつまり、あなたはこれから何をして稼いでもよくなったということです。
最初は手持ちが小さい一粒の種しかないかもしれませんが、もし芽を出したら枝葉を伸ばして様々なビジネスの可能性を模索し実践していきましょう。

自分も当初はかなり苦労しましたが、当サイトを軸に徐々に手を広げてきたことで多くのビジネスの可能性が見えるようになってきました。
特にブログは個人事業をするなら今や欠かせません。ぜひ、会社在籍中から始めておくことを強くおすすめします!
個人事業主として生きてく上でのデメリットとは?

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メリットがあれば個人事業主には当然デメリットも様々あります。ただし、あらかじめ認識しておくことでリスクヘッジができます。

個人事業主はやることが際限なく増えていく・・・
会社を独立するということは、あなた自身ですべてをやることになります。
法人化して部下を持つまでは、大きなことから小さなことまで基本的にあなただけでこなしていく必要があるわけです。
☑ 仕事を探す
☑ お金の管理をする
☑ 将来のビジョンを考える
・・・やることは本当に際限なく増えていきます。
ある程度時間がたってそろそろやばいなと思ったら、自分で一定の基準を作っていらないものを排除していくことも必要です。

自分もまだまだ全然出来てなくて、これから取り組む部分です。
マルチタスクが仕事してる実感だと勘違いしてる部分って根強いんですよね・・・(笑
- 工数の見合わない作業はしない
- 収益・将来につながらないことはなくす
- レバレッジのきかないビジネスプランはやめる
・・・などなど、あるていど事業が動き出したらしっかり取捨選択していきましょう。
一点集中しないことには、なかなか事業は今以上に前に進みません。
個人事業主はうっかりするとただの下請けになる・・・
独立当初はどうしても人脈に頼る仕事が多くなります(生活費を稼いで安定させるためには仕方ないんですが)。

ただ気を付けないと、日々のメイン業務になってしまいます。
単価いくらの仕事をもらって食いつなぐ発想は、延々と下請けでい続けることにも繋がります。いったい何のために会社をわざわざ辞めたのか、意味さえ分からなくなります。
生活維持のためにある程度はしょうがないですが、その状態からどうやって脱却していくかも必ず考えていきましょう。
余談ですが、独立は一発アイデアに頼らない方がいいです。一つこけたらみなこけた、ということに繋がりかねません。

意地になって延々引きずり続けてたら、きっといまだにどうにもなってなかったでしょう。
独立には突き進む力と同時に、柔軟性と広い視野も忘れずにもつようにしてください。
個人事業主は生活にメリハリがつけにくい・・・
メリットの中で個人事業主は自由と書きましたが、裏を返せばいつまででも仕事をやれてしまえる状況にも繋がります。
自分で何でもかんでもやる立場なので、特に最初は休みも関係なく仕事することに追われ独立を応援してくれてた家族から非難が来ることさえあるかもしれません。
在宅だけでやっていると会社に通ってた時と違い、仕事がどんどんプライベートに侵食していくので危険度が増します。家族の支えがない個人事業は、絶対うまくいきません。
外でも働ける環境を持つ『半ノマドライフ』を推奨します。ぜひ検討してみてください。
独立後のおすすめ!コワーキングスペースを活用する「半ノマドライフ」?
個人事業主は将来の道筋が立てにくい・・・
個人で生きていく以上、自分自身の手で人生を切り開いていく必要があります。
会社に任せていればある程度生きていけてた状態とは180度変わります、自分で何かしないことには、何一つ動くことがありません。
それを楽しみに感じる、やりがいと思わないなら個人事業主は厳しいです。会社にいる方が安定した人生を送れると思う以上は、独立はやめておいた方が無難でしょう。
☑ サラリーマン時代より収入を増やせる可能性がある
☑ やり方次第でいくらでも自分の自由な時間が持てる
☑ 好きな時に好きなところに行ける
☑ 異業種の様々な人と多く知り合える
あなたがこれらの価値観に惹かれるなら、個人事業主という選択はおすすめの生き方です。磐石の布陣で臨みましょう。
個人事業主のメリット・デメリットのまとめ

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会社を離れて個人で生きていく道には様々なメリット・デメリットがあります。またメリットデメリットは表裏一体です、ちょっとしたことで簡単にどっちにでもひっくり返ります。
わくわくするなら、個人事業主ライフはきっと楽しめます。

失敗は誰だってします、どう立て直せるかです。
様々な可能性を検討し、あなたの一番満足いく生活を送れる道が個人で独立することならまずはしっかり計画を立てることから始めてください。
