どうも、法人2期目に入ったハシケンです。
今の会社にいたままでは将来が見えない、給料がこの先上がることもなさそうなど様々な理由で会社からの独立を考える人は多くいるでしょう。
ですがむやみやたらに会社を飛び出してしまったせいで、返って人生を棒に振るケースも少なくありません。
今回は実際に独立開業して苦労した立場もふまえて、独立するとき失敗に陥りがちな7つのポイントについて詳しくまとめます。

独立開業で見逃しがちな要素①勉強不足
独立を思い立ったら、まず始めるべきはやっぱり勉強でしょう。
独立にまつわることや知識、基本常識などをまとめたビジネス書は山のようにでています。まずは数冊気になるものを選んで、熟読してみましょう。
独立の実態を少しでも掴むことで『やっぱり厳しいかも・・・』と考えが変わることもあるでしょうが、現実を知った上での判断ですから悪くない結論かもしれません。

勉強期間中に読んでいて今でもためになったと感じている5冊については開業で成功したい人が最初に読むべき本!絶対おすすめの5冊でもくわしく紹介していますが、気になるものがあれば試してみてください。
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独立開業で見逃しがちな要素②資金不足
独立するためには、必要な資金があります。
事業をすすめるための資金、生活を行うための資金。独立後の一番の悩みのタネとなるのは、基本的に『お金』です。

独立前にはまず、毎月の給料から貯金したり必要に応じて融資を得たりして自己資金をなるべく多く用意しておく必要があります。
金額の大きさは、そのまま独立後の精神的な心のゆとりにも直結するものです。
ビジネス書などにも必要な資金については色々書かれていますが、最低でも1年は何も収入がなくてももつくらいを確保しておいたほうがいいでしょう。

▼参考記事
独立開業で見逃しがちな要素③計画不足
ビジネスプランを練って、毎月の売上見込や必要な経費をまとめて作り上げるのがいわゆる事業計画書です。
事業計画書は周りの協力を得るためのプレゼン用に作ったり、日本政策金融公庫や銀行から事業資金を融資してもらうために作成しますがそれ以外でも独立前には一度まとめておいたほうがいいでしょう。

これからどうするかという羅針盤的な役割も担うのが計画書です、フォーマットはそこまで気にしなくていいのでぜひ一度独立前に作成してみてください。
▼参考記事
独立開業で見逃しがちな要素④経験不足
計画を練ったり、実際に独立後に上手くいかない理由の1つは経験の不足による部分も大きいでしょう。
特に販売や集客など、モノを売る行為自体の経験があまりない場合はたとえ商品/サービスを考えて用意できても『じゃあどんなルートでどのような販売手段で売ったらいいのか?』がわからないはずです。
自分自身で直接売ったことのない人の大きなウィークポイントは、モノを売ること自体の感覚のハードルです。
自分が作ったものなんか買ってもらえるんだろうか、こんなもの売っていいんだろうか、高すぎないだろうか・・・などなど心配しすぎて一歩を踏み出せないコトは十分ありえます。
経験不足は、実際に経験してみることで少しずつでもつぶしていくしかありません。

独立開業で見逃しがちな要素⑤相談不足
独立を考えたり、ビジネスのアイデアを考えた時・・・誰かに相談することはやっぱり大切なことです。

第三者目線の助言は大切ですが、実は聞く相手も非常に重要なポイントです。独立に絡む相談は、基本的に独立経験のある人にしましょう。
成功か失敗かはそこまで関係ないですが、実際に自分自身も独立したということが話の内容にも大きな説得力をもつはずです。
また独立経験のない人は、基本的に『独立なんてムリだ、ムチャだ』とそもそもの部分で反対してくる人が多いものです。

厳しいようですが独立したことのない人の話は所詮思い込みの一般論に過ぎません、独立に絡む話はなるべく独立経験を持つ人に相談しましょう。
▼参考記事
独立開業で見逃しがちな要素⑥柔軟不足
独立後、思ったように上手くいかないことはたびたび起こります。
そんなときにもともと想定していた計画を頑固にそのまま進めるか、あるいは柔軟に方向転換や軌道修正をしていくか・・・というのは結果の違いにつながる大きな分岐点となるでしょう。
頑固と柔軟の二者択一というほどカンタンに割り切れるものではありませんが、思ってたようにいかない状況下で期待していた向きと異なる視野や考えを持てない状態になっていると非常に危険です。
独立経験のあるメンターなどが知り合いにいればいいですが、そういった人がいないならなるべく自分のやっていることを俯瞰的に眺められるようにトレーニングしていきましょう。
独立開業で見逃しがちな要素⑦情熱不足
ある程度のところまで進んでいって、最後の一歩が足りないこともあるでしょう。もう少し継続していたら結果に繋げられていたのに・・・なんて思うときもあるかもしれません。
実際の独立後、やりたいことに情熱が伴っているかどうかは最後のひと押しという部分で大きな差につながることがあります。
なるべくならあなたが情熱を感じられることをビジネスの中核にすえられると、うまくいく可能性もきっと引き上げられます。

▼参考記事
まとめ
実際に独立開業して5年、10年持つ人はわずかだと言われます。それは個人事業主やフリーランス・法人など、いずれの形式であっても変わりません。
独立してうまくいくために必要なのは、事前の準備と独立後の上手な綱渡りです。
独立後はきっと色々なことがあなたを待っています。楽しいこと以上に、キツイことのほうが多いかもしれません。
それでも、人生の舵取りを他人の作った会社に任すんじゃなく自分自身の手で操縦していけるというのはきっと大きな魅力ある生き方になるでしょう。

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