どうも、法人1期目のハシケン(@conteanime)です。

そんな時に便利なのが「インターネットバンキング」です、ただ便利な反面気をつけて使わないと損したり怖い状況に陥ったりもしてしまいます。
今回はそんな両面を持ったツール「インターネットバンキング」に関して、詳しくまとめます。
▼先に怖い話が知りたい場合はこちら?

目次
インターネットバンキングとはいったいどんなもの?

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「ネットバンキング」とはインターネットを利用して行う金融取引サービスのことです、「オンラインバンキング」ともいい「モバイルバンキング」はその一種です。
①各金融機関で行われているダイレクトバンキングサービスの一環で、取引方法の一つ。
②ネット支店やネット銀行を利用する際の取引方法
パソコンだけでなく携帯電話やスマートフォンからも利用でき、窓口やATMに行かなくても各種取引ができます。
ちなみに上の「ダイレクトバンキング」とは、店舗に出向かなくても各種取引・手続・相談等が電話やインターネットなどから利用できるサービスのことを指しています。
ネットバンキングができる銀行・金融機関
主なインターネットバンキングとしては、
・三井住友SMBCダイレクト
・みずほダイレクト
・三菱UFJダイレクト
・ゆうちょダイレクト
・JAネットバンク
……あたりが有名でしょう、他にも以下のような様々なものが存在しています。
▼口座を持っていれば、窓口やATMと併用してネットでの取引が行えるようになるもの
・都市銀行、地方銀行、信託銀行、信用金庫、信用組合、ゆうちょ、農協等のダイレクトバンキングサービス
▼ネット取引専用に開設されている銀行のネット上の支店。現金の入出金にはATMを使い、取引はネットで行う
・各機関のネット支店
▼実在の店舗がなくインターネットでのみ取引をする銀行。現金の入出金はコンビニ等にある提携ATMを使う
・インターネット専業銀行 (ネット銀行・ネットバンク)

インターネットバンキングでできること、できないこと

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できること
▼基本サービス
・残高照会、入出金明細の照会・Web通帳
・振り替え・他行への振り込み
・各種口座の開設
オンラインの特性がもっともいきるのはやはり「振込み」と「照会」が手軽な点です、そのためにネットバンキングをしている個人事業主さんも多いでしょう。
また、普段は窓口の営業時間内にしかできない口座開設が簡単にできるのも大きい特長です。
▼付加サービス
・定期預金・外貨預金の預入や解約、投資信託の購入や解約
・ローンの申し込み・照会・繰上返済
・税金・公共料金の支払い
・宝くじ(ロト・ナンバーズ・toto)の購入
ダイレクトバンキングやネット銀行では、上記の基本取引以外にもさまざまな手続きや支払いが可能です。

できないこと
・現金の入出金
・サービスの内容によっては扱っていない取引・手続きもある
オンラインによる取引なので、当然現金の出し入れはできません。
また入出金は店舗窓口かATMで行う必要があります、店舗のないネット銀行では提携ATMか振込みを通して行います。
ネット銀行のポイントプログラムとは?

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ネット銀行ではサービスの利用でポイントを貯め、そのポイントを現金化したり各種利用料金にあてることができます。

▼ネット銀行のポイントプログラム(一例)
・住信SBIネット銀行 スマートプログラム
・楽天銀行 ハッピープログラム
・ジャパンネット銀行 JNBスタープログラム・Tポイントプログラム
・新生銀行 新生ステップアッププログラム
・新イオン銀行 イオン銀行Myステージ
・GMOあおぞらネット銀行 ポイントサービス
ネットバンキングを利用する際のメリット・デメリット

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ここまで見てきたようにネットバンキングは、オンラインで口座の管理や諸手続きができるたいへん便利なものです。
現金の出し入れさえのぞけば、日々の取引を窓口やATMに行かずに済ますことができるようになります。
▼ネットバンキングの主な特長
①場所、時間を選ばない。わざわざ出かける必要がない
②パスワードで自己管理する
③現金による入出金ができない
④金利・手数料がお得になるサービスがある
何かと銀行のお世話になることの多い個人事業主にとっては、もはや欠かせないツールの一つといってもいいでしょう。

インターネットバンキング利用のメリット
一番のメリットは何度もいうように利便性です、限られた時間内にATMに行く手間がはぶけるのは大きいでしょう。
また窓口やATMでの取引より振込手数料が安かったり、ネット口座では金利が少しお得だったりと金銭的なメリットも多少あります。窓口やATMと比較して損になることは何一つありません。
▼メリットまとめ
・基本24時間取引可能
・窓口やATMまで行く必要がない。タッチパネル操作をしなくて済む
・いつでも残高確認ができる
・振込みは基本即時入金 (相手先の事情によってはできない場合も)
・振込み等の各種手数料が比較的安い (無料になるサービスもある)
・融資の繰上返済の手数料が減額される場合も
・記帳の必要がなく、いつでも取引記録(Web通帳)を閲覧・ダウンロードできる
・(ネット銀行の場合)定期預金の金利が比較的高い
・(ネット銀行の場合)ローンの変動金利が低い (その分審査が厳しい)
・(ネット銀行の場合)提携ATMで入出金できるので、店舗がなくても普段は問題なし
・ちゃんと預金保護(ペイオフ)の対象
インターネットバンキング利用のデメリット
操作が使用者の自己責任であることと、いざというとき(特に入出金に関して)店舗がないという2点がやはり大きなデメリットといえます。
パスワードの管理に注意が必要なのはネットバンキングにかぎったことではありませんが、ログインに失敗すると取引ができないうえ最寄りに窓口がないとより面倒な事態になるおそれもあります。

▼デメリットまとめ
・IDやパスワードを忘れると、本人でも利用できなくなる
・IDやパスワードを規定回数以上入力すると、利用停止になってしまう
・セキュリティには十分な注意が必要
・システムメンテナンス中は利用できなくなる
・(ネット銀行の場合)店舗窓口・ATMがない、もしくは近所にない
・(ネット銀行の場合)引き落とし口座に指定できない場合がある
・(ネット銀行の場合)現物の通帳がないのが不安
・(ネット銀行の場合)ローンの審査が厳しいところもある (その分金利が低い)
・(ネット銀行の場合)法人向け口座には口座維持手数料がかかる場合もある
一般的なインターネットバンキングの申し込み方法イメージ

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ダイレクトバンキングの場合、あなたがすでに口座を持っている銀行なら、
・オンラインでログインして必要事項を入力して申し込む
・書類に必要事項を記載して窓口や郵送で申し込む
・・・をするだけで簡単にサービスをはじめられます。
逆に口座がないときは、まず窓口で口座を開設します(オンラインで開設できるところもあります)。
① 口座開設とキャッシュカードの作成
ネット銀行・ネット支店の場合、公式ホームページにて必要事項を入力し指定の方法で身分証明確認を行います。
数日で口座が開設され、キャッシュカードが郵送で届きます。
② パスワードの設定と口座への入金
最初のログインでパスワード等の初期設定を行うと、サービスが利用できるようになります。
当然残高はゼロなので、他行からの振込みか提携ATMを使って口座にお金を入れておきましょう。
▼個人事業主におすすめの銀行口座はこちらでわかります

インターネットバンキング利用上の注意点、セキュリティについて

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オンラインによる作業は扱う端末や操作の仕方しだいでどうしてもセキュリティに不安が残ります、不正な引き出しやフィッシング詐欺には十分に注意して扱いましょう。
利用者に過失がなければ原則全額補償される制度はありますが、必ずしも要件を満たせるとはかぎりません。その間に口座が凍結されてしまうなど2次被害が生じる可能性もあるでしょう。

▼インターネットバンキング利用の必須ポイント
・各機関によるメールやホームページの注意点・告知にしっかり目を通す
・パソコンには最新のウィルス対策ソフトを使用する。OSやソフトは推奨環境で使用する
・必ず公式サイトからログインする。正式な銀行サイトURLかどうか確かめる
・専門のアプリや認証機能を使う
・前回のログイン日時や取引の内容を確認し、異常を見逃さない。
・騙りや不審なメール・SMSのリンクは開かない
・パスワードを推測されやすい番号にはしない。他人に教えない、端末・クラウド内に保存しない
・振込み限度額を下げるなど、不必要なお金の動きを制限する
まとめ

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最初は便利さに調子に乗っていつもネット決済にしていましたが、やがて手数料の積み重ねがさすがにあほらしくなってきたので今では肝心な時だけ使うようになりました。

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