どうも、法人1期目のハシケン(@conteanime)です。
当サイトの記事は2019年内まで個人事業主として活動していた時期に書いていたものも多くあるので、著者の肩書き等の違いについてはあらかじめご了承下さい。
今はネットバンキングというものがありますよね。
インターネットバンキング・オンラインバンキングなんていい方もしますが、要は銀行に行かずにPCやスマホなどを使いネット上で明細確認や口座振込みなど出来る便利すぎるシステムです。

極端な可能性としては【不渡り】とか、そういう方向に繋がる可能性もある話なので真剣に注意しましょう!
ネットバンキングとはそもそもなにか?
ネットバンキングとは、銀行との取引をネットで行うことです。できないことは、現金での口座への入金と出金です。
ネットバンキングで出来る主なこと
- 残高照会
- 振込
- 入出金明細の照会
- 定期預金の預入や解約
・・・などなど、現金を手元に取り寄せること以外はなんでも出来る印象です。
ネットバンキングが利用できる銀行は?
- いわゆる普通の銀行・・・UFJなどのメガバンクやゆうちょなどがあたります
- 銀行のネット支店・・・スルガ銀行のダイレクトバンク支店、愛媛銀行の四国八十八か所支店などがあたります
- ネット専業の銀行・・・楽天銀行・じぶん銀行などがあたります
もう大概のところがやってるんじゃないでしょうか、まだやってない銀行を探すほうが難しいかもしれませんね。
ネットバンキングのメリットとは?
一番は、窓口やATMまでいかなくても取引ができる点でしょう。一回利用すると楽で手放せなくなるので注意が必要です。
ネットバンキングのデメリットとは?
IDやパスワードを忘れると本人でも利用できない
・・・文字にすると至極当然のことに感じると思いますが、今回実際に経験してかなり怖いことになりました。以下にまとめていきます。
個人事業主としての主な銀行・通帳などの使い方とは?
元々会社員時代から所有していた口座が複数ありました(給与振込で指定銀行があったりで作らされたりして)、そこに事業用に新たに加えたものも合わせて現在手元に6あるんですが用途で分けると以下のようになります。
- 売上の入ってくる口座
- 事業用引き落としの口座
- 生活費引き落としの口座
- 個人貯金用の口座
①②③が1つずつ、④が元々持っていたものなどを適当にあてて3つある状態です。

基本的に①に入ってきた売上・報酬などを、まず外注費や事業の経費に支払うために再優先で②に一部入金します。その後③に毎月の光熱費や車のローンなど引き落とされるものを入れ、残りがあった場合にようやく④に入っていく流れです。
口座間での動きもあってややこしいんですが、依頼している税理士さんにも見ていただきつつ進めてます。

ゴールデンウィーク目前の夜・・・事件は起こった!
大体の取引先企業様は請求書に対し翌月末までに入金してくれます。たとえば、3月末日までに請求した分は4月末日(平日でなければ前倒し)には支払ってくれる感じですね。
それを見越して毎月の光熱費や車のローン、外注費や日本政策金融公庫からの融資の返済などの絡むキャッシュフロー(お金の出入り)を構築していくわけです。先の図のように振り分け先も色々なんでちゃんとやる必要があります。
事件前日、連休突入前の4/28日(木)の夜は部屋で軽く晩酌してました。予定されていた各企業様からの入金は問題なかったと銀行のメールサービスで確認してたので、あとはもう必要な口座に自分で移動させるだけだったんですね。
4/29~5/1まで三連休なので本来急いで動かす必要はなかったんですが、連休明けの5/2朝に引き落とされる予定のものもあったのでそれだけでも移しとこうかとほろ酔い気分で①の入金済み口座のネットバンキングのページを開いてログインしようとしたんです。
『・・・あれ、間違えた』
セキュリティもあって、通帳ごとに暗証番号は変えてます。なのでたまに間違えることはあるんですが、それでも自分の中で一定のルールで決めてるので勘違いしても次でいけるはずでした。
『・・・・・・ん、何でだ?』
軽く酔ってるせいか、珍しくまた間違えます。大概は一度の間違いで合うんですが、少し酒が進んでたんでしょう。
暗証番号を数回間違えるとしばらく使えなくなるのは他のサービスでもよくあるので少し緊張してきて、これまで入力して間違えた暗証番号を改めてメモなんかして同じミスをしないよう慎重に再度入力します。
『・・・・・・・・・え、なんでだよ!?』
また間違えます。流石に焦ってきます。
実際、何が何でもこのタイミングでやらなきゃいけないわけじゃなかったので翌日にしたらよかったんですが、出来ないわけ無いって思い込みと失敗したまま終わる気持ち悪さからか半ば意地になって続けてしまったために
『・・・・・・・・・・・・あ、やっちまった;』
最後に入力したらとうとう出ちゃいました、中止するよという噂の画面!
モザイクかけててもどこの銀行かわかると思いますが、同じ銀行を使ってる場合ノウハウ的に役立つこともあると思うのであえてそうしてます。その他の銀行に関しては同様の展開をたどるかわからないので、何かあった際には直接お尋ねください。

あとでメモっていたものを見ると打った中に正しい番号も書かれてたので、おそらく酔った勢いで間違えて入力してたっぽいです。
こんな感じで事件化したわけですが、まだ甘く見ていました。所定の手続きさえ取ればすぐ解除してもらえるだろうと。ところが、ここからがこの時期ならではの最大の落とし穴でした・・・。
ネットバンキング復活までの大きなハードルとは?
ゴールデンウィークなんです、暗証番号間違えた翌日から三連休なんですよ。
そしてこの暗証番号ミスの復旧対応は郵送か、もしくは平日の窓口でしかやっていないんです。
つまりです、5/2の朝に引き落とされる予定のものに対して現段階で準備ができていないから支払えないってことに繋がっちゃうわけです・・・。
一瞬で酔いも覚め、なんとかならないかと急いで調べました。結果、祝日でも本支店なら窓口業務をやってる情報が見つかり、翌朝9時すぐに電話したんです。
そうしたら『あなたの近場の支店ではやってない』と、言われるわけです。
どこならやってるのかと聞いたら『池袋と、梅田と・・・』池袋の次に梅田が出た瞬間それ以上はもう聞く気がありませんでした。さらに、こんなことのためだけに1時間半ほどかけて池袋まで行くのは死んでもイヤでした。

5/2に直接近所の支店に行けば暗証番号自体は復活できるけど、まず今は5/2の朝に引き落とされる予定のものをなんとかしないと!
現状、口座にはまだ必要な額が準備出来てなくて、入金予定だったお金が入ってる方の口座は5/2まで凍結されて手出しできない・・・!!
引き落とされるものが車のローンやスマホなどだったのでもしかしたら回避手段自体はあったのかもしれないですが、せっかくこれまで何もなかった信用に傷がついたりしていろいろやりにくくなったら嫌だなとか悪い方に考えるわけです。
額的には大したことないから身内に借りるか?
イヤ、でも振り込んでもらったら5/2朝一で引き落とされる分には結局間に合わないからワザワザ現金をもらいに行かなきゃいけないのか??
・・・と色々考えました。
結局最終的には、同じタイミングで妻に入金されてたお金が一部あり、他の通帳からかき集めたものとまとめて引き落としの方に現金入金して5/2朝の引き落としは対応・・・という顛末となりました。

さいごに、

Pixabay
今回はなかなかヒヤッとさせられました。
ネットバンキングはとにかく便利で独立当初の経費をつかいまくる時期にはガンガン使用してましたが、銀行をまたぐ自分の口座間で動かしてたりすると蓄積される手数料も馬鹿にならないので実は最近は手間をかけてでも直接ATMで移すことが多くなっています。
とにかくネットバンキングを使う際の注意点としては、
- 酔って使わない
- 連休前に暗証番号を間違えない
- 間違える可能性の高い暗証番号にしない
・・・この三点に、どうかくれぐれもお気をつけ下さい。