どうも、法人2期目に入ったハシケン(@conteanime) です。
会社からの独立を考える人は、年々増えていると言われます。

今回はそんな独立開業の実体験も含めて、起業が軌道に乗るまではどのくらいの時間がかかるのか? うまくいくためには何が必要なのかなどをわかりやすく紹介します。
軌道に乗るとは結局どういうコト? そこまでどのくらいの期間がかかるものか
独立して軌道に乗るというと人によっても判断基準はさまざまでしょう。なので一般的なまとめ方にはなりますが、この記事でのラインとしては・・・
- 半年先までの収益がある程度見込めている
- 好きな日に休むこともできる
- いきなり困ることのない資金が確保できた
・・・このあたりを軌道に乗ったという段階に置いてみます、おそらく最低でも3年程度は必要になると思っておくべきでしょう。

また独立起業した人の9割が10年以内に廃業するというデータもあるくらい、独立は継続していくことがとにかく重要で大変です。
『軌道に乗る』ことができた時点で、ようやくあるいみホントのスタートラインに立ったとも言えるのかもしれませんね。
実際に独立した人間が軌道に乗るまでの苦労話【実体験】

アイデアがうまくいかないから広告費なども使う、でも追い詰められているからやることなすことうまくいかず・・・最悪のときは手持ちをかき集めて30万くらいしかなくなったときさえあったくらいです。
もうどうしようもないので家にあった本やゲームを買取に出してなんとかしのぎ、その後は昔の同僚のつてで出向の仕事をしながら事業の立て直しを進めていきなんとかなった・・・という感じでした。

そんな経験があるので、人に対してむやみやたらに独立をすすめる気はあまりありません。会社員の状態で幸せな状態ならそれで全然いいと思います。

独立後、あなたの事業を軌道に乗せるため重要な7つのコト
独立して軌道に乗せるということは、最低限達成しないといけないラインであるとも言えます。
そのためには実際どのように進めていけばいいのか? 何をどう考えていけば安全かつ軌道に乗せやすいか、そのための知識を持っておくと少しラクになるかもしれません。

①成功をあせらない
とにかく、実際に起業してうまくいく人のほうが少ないのが現実です。

重要なのは、すぐに成功にはたどり着けないということです。
何事にも準備期間は必要ですし、焦りは判断を惑わせます。じっくり取り組むためにも、独立準備は慎重に時間をかけて進めてください。
②大きくイメージしすぎない
独立してビジネスを・・・というと『大きなことをやってやる!』というようなイメージをもつこともあると思いますが、今は自分のように個人事業主やフリーランスの延長のようなスタイルで進めている人もひじょうに多くいます。
でっかくビジネスアイデアを考えることはもちろん大切ですが、まずは今の状況で考えつくお金の稼ぎ方という方向で手の届く範囲から小さめのアイデアを考えてみるのも重要でしょう。
現実感があればアイデアを詰めて計画を立てることもしやすくなります。事前の計画や想定がリスク回避の点からも大切になるので、しっかり取り組んでみてください。
③オリジナルアイデアでうまくいくと思い込みすぎない
自分自身、もともとしていた絵の仕事を元に画期的と思ったビジネスプランで独立起業しましたが結局それはうまくいきませんでした。

画期的そうなオリジナルアイデアというものは、実はすでに誰か試したけどうまくいかなかった・・・という類のものであることがありえます。それよりはまず、すでに成功している人のビジネスモデルを参考にしたほうがうまくいく確率は高くなるものです。
決してオリジナルの考えが悪いというわけではなく、失敗しやすいというのはおさえておくべきです。そのうえで、色々と考えていくことは止めずに進めていきましょう。
④独立起業した経験のない人に相談しない

でも独立経験がない人に聞いてもあまり意味はありません。相談するなら、実際に独立した経験を持つ人にしましょう。
独立したことない人は、どうしても独立起業の負のイメージばかりにとらわれてこちらのポジティブな姿勢をむやみにさえぎってくる恐れがあります。
確かに独立には失敗のリスクもありますが、それは準備せず闇雲に進めてしまって独立後も臨機応変に変えていけないからこそ失敗してしまうんです。
実際に自分自身でも独立した経験を持つ人なら、これからあなたの先に何が待っているのかも踏まえながら適切なアドバイスをしてくれるでしょう。

バカにしてくる人の方が圧倒的に少数なので、頼れそうな相手がいたらぜひ一度前向きに話を聞いてもらうといいでしょう。
⑤事業資金はなるべく多めに用意しておく
独立するなら、最低でも半年・・・できれば1年くらいは何も売上がなくても生活できるだけの費用を確保しておきましょう。
会社を離れると、とにかくお金がどんどん出ていきます。最初から何か収益源があるならいいですが、自分のようにそうでない人のほうが多いでしょうし独立後に仕事の見込みが変わることだってよくある話です。
資金用意のために最初にすすめてほしいのが、毎月の生活費にかかる費用を見直して不要な部分をカットしていくことです。
独立すると生活費はそのまま毎月必要な『固定費』となります、これが意外と重くのしかかってきます。いらない部分を減らしておくことで準備もできますし、資金を増やすことにもつながるでしょう。
⑥多くの種まきをして可能性を増やす
ビジネス案に関しては、とにかくさまざまな方向性を模索していきましょう。
ただ独立後の差し迫った状況下だと焦ってうまくいかないかもしれません。でも会社員の状態で余裕のあるときに始めておけば、リスクも少なく進めていけるはずです。
何が花咲くかなんて誰にもわかりません、だからこそ事前の種まきは数多くしておきましょう。そうすることで、成果につながる可能性も高めていけます。
⑦たとえ少量でも収入の道を確保しておく
現在は、ネットやSNSを上手く活用することでさまざまな稼ぎ方ができます。
あなたの興味のあることや仕事で得た知見などを活かした価値ある情報発信を行えれば、将来的な収益化に繋がる部分もあるかもしれません。
独立後の収入源は、多ければ多いほど安心して進めていけます。はじめから不可能だと思い込まず、ぜひ色々と試していきましょう。

独立前に少しでも収益の道がひらけていれば、実際に会社を飛び出すときも気持ちにかなりの余裕を持ってのぞめるはずです。
まとめ
軌道に乗るという段階は、人やビジネスによっても全く変わります。

とにかく、会社員という安全な状況でどれだけの準備と検討が行えるかが独立後の成功の大きな鍵を握っているのは確かなことでしょう。

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