どうも、法人2期目に入ったハシケン(@conteanime)です。

独立は人それぞれさまざまな進め方がありますが、そもそも独立して個人事業主やフリーランスになる生き方が向いている人/向いていない人といるのも確かです。
今回の記事では実際に2015年に独立して個人事業主となった立場や実体験もふまえて、独立開業に向き不向きの性格についてまとめて紹介していきます。
個人事業主やフリーランスに向いている4つの性格とは?

どうしてもやりとげたいことがある
『自分で何かを成し遂げたい、だけど会社組織にいたままだとそれはおそらく達成することができない』・・・独立開業を考え出すきっかけの、大きな一つになることも多いでしょう
やりたいこと、自分の力でやり遂げたいことがあるかどうかは独立後のモチベーション維持にも重要な要素となります。
逆に単に会社員時代より稼ぎたいというだけだと、いざうまくいかなくなったときの気持ちの維持は厳しいかもしれません。
実際に行動して失敗したら方向転換することも大切ですが、まずは何が何でもやってみたいと思っていることがあるかどうかが独立の向き/不向きの最初の分かれ目になるでしょう。
一人でも孤独に負けず仕事を進めていける

でも会社を離れた個人事業主やフリーランスになると、一切誰とも話さず仕事する日々が続くのも珍しくありません。
家族がいない一人暮らしなら、文字通り孤独との戦いということもありえるでしょう
『・・・そんな状況でも、つらいと思わずに進めていけるかどうか?』
それがそもそもムリなら独立をやめるか、あるいは最初から複数人での起業を考えたほうがいいかもしれません。
だからって、雇用の絡む法人化などをいきなり行うと大きなリスクを抱えることにもつながるので慎重な判断が必要です。
後ろ向きな状況でも前向きな考え方にもっていける

ポジティブな状況に辿り着く前に数多くのネガティブな局面に遭遇するでしょうし、ある程度成功したあとも予想外の不安要素が次々襲ってくるでしょう。
そんなときも悪い方に考えるだけじゃなく、どうすればいい方向に思考を持っていけるかどうかが非常に重要です。
前向きに考えられないタイプだと独立して長くやっていくのはキツイでしょう、それならむしろやめたほうがいいことだってありえます。
チャンスはピンチという少々使い古された言葉もありますが、実際危機的局面は新たなビジネスアイデアを考え出すきっかけにもなるものです。

人生の舵取りを他人の会社に頼らず自分自身で行いたい
会社にいれば、経営不安のときにはリストラを迫られることだってあるでしょう。

誰かの作った会社に勤める人生とは、あなたの行末を他人に預け続けることになります。
でも独立して事業を進めていくと、人生すべての部分をあなた自身で操縦していくことになります。
もちろんそれぞれにメリット・デメリットはあります、大切なのは『自分で舵取りをしたいかしたくないか・・・?』ということでしょう。

だからこそ、最後に勤めていた会社で希望退職が募集されたときもそれまで地道に準備を進めていたこともあって手を上げることができました。
自分の身はあなた自身で守るしかありません、人生のリスクはいつも突然やってきます。

▼関連記事
個人事業主やフリーランスに向いていない4つの性格とは?

向いている性格の章で書いたことと関連する部分も多いですが、あなた自身が何を重視してこの先働いていきたいかを意識しながら読み進めてみてください。
仕事も収入も生活も、安定第一!
将来や数年後の範囲はともかく、ひと月後の収入や生活の安定を何よりも重視するならなかなか独立に踏み切れないことが多いでしょう。
会社にいさえすれば、少し先に万一のリストラがおきても失業手当や退職金で多少は生き延びれます。
でも独立開業すると思ったような収益が上がらず『収入ゼロ』という月だって普通にありえます。そんなときの精神の疲弊は、かなりのものです。
家族を抱えていたら、それはなおさら重要な要素でしょう。

安定第一を大事にするのは、別に悪いことではありません。
ただし、『安定のために会社に未来永劫いつづけることは現実的に可能なのか?』

モノ・サービスを作って販売することに興味がない
独立後の事業として何をやるかは人それぞれですが、ほとんどの人が有形無形の差はあるにせよモノ・サービスの販売・提供によって対価を得るはずです。
そもそもその行為に興味がないなら、無理して独立する必要もないかもしれません。
また会社員時代に自分でモノを売った経験がないと、独立後にいきなりなにか売ろうとしても心にストッパーが働いてしまってなかなかうまくいかないものです。

状況に応じた軌道修正が苦手
独立後は、意外な展開ばかりおきます。そして多くの場合、状況は良くない方向にばかり向かってしまうでしょう。
もしかしたら、あなたが最初に考えていたビジネスプランが間違っていて変えるべきときも来るかもしれません。

もしくは、頑固に貫いてそのまま滅びるか・・・!?
柔軟な姿勢と一途に継続するということは相反するようですが、独立するなら状況に応じて使い分けないといけない要素です。
それまで考えていたプランが間違っていたなら、しっかり検討した上で見直すことだって必要になるでしょう。
独立する人はやろうとしていることにある程度の自信を持って始める人が多いですがいきなり成功できない場合のほうが多いので、いざというときの軌道修正の余地をもつことはとても重要です。
自分で人生の舵取りを進めていくのが怖い
独立すれば、あなたはどこの会社にも属さないただの一人になります。
法人化してなければ名刺にも社名はないですし、すべてあなたの責任で進めていくことになります。判断基準もあなたの中にしかないですし、進むか引くか決めるのもあなたです。
その状態に強い魅力を覚えるか、あるいは先に不安しか感じないか?

独立うんぬんを気にするよりも何が何でも会社にしがみつき、やばくなったらいいところに転職して生き残れるよう動いていったほうがいいのかもしれません。
▼関連記事
まとめ
独立して個人事業主やフリーランス、法人を作って生きていくというのは絶対に人それぞれに合う合わないが出るものです。

だからこそ自分はどっちのタイプか考えた上で、この先生きていくために何が必要かを設計していってください。
自分自身は独立したことに後悔はないですが、最初の数年は売上も会社員時代の年収よりも低く本当にしんどかったです。
だからこそ、誰にでもおすすめするなんてことは絶対できません。

あなたにとって大事な生き方を選択できるよう、陰ながら願っています。
▼次はこちら!
個人事業主やフリーランスの屋号付き銀行口座はここがおすすめ!