どうも、法人1期目のハシケン(@conteanime)です。
当サイトの記事は2019年内まで個人事業主として活動していた時期に書いていたものも多くあるので、著者の肩書き等の違いについてはあらかじめご了承下さい。
個人と法人の壁、って言葉聞いたことありますか?

その過程において・・・先日とてもとても貴重な経験をしたので是非起業を目指す人たちにも知っておいてほしいのでまとめます。
個人事業主を応援してくれる人々のありがたみ
独立し、サイトを立ち上げたのが2015年8月末でした。それ以来生活費のための業務委託なども並行しつつ、事業を軌道に乗せるためあれこれとやってきました。

そんななか、応援の意味で直接力を貸してくれる人もいます。
友人だったり、前職までにお世話になった人だったり、立場はそれぞれですが本当に感謝以外ありません。
そういう中のお一人が当サイトの映像商品をビジネス用に使ってみたいと言ってきてくれまして・・・もう喜び勇んで話を聞きにいったわけです。
上司の方にもご紹介いただき反応も悪くなかったので、いよいよ実作業に進むための契約段階に進むこととなり・・・
それは現れました。
個人事業主に発注される予定の仕事の前にそびえたつ、あまりに巨大すぎた「大企業の壁」
喜び勇んで・・・と書いたのは冗談や誇張でもありません。もちろん仕事の依頼ということで純粋にうれしかったですが、もう一つ大事な理由がありました。

もしその企業に本当に自分の商品が使われれば、ビジネスも一気に軌道に乗るんじゃ・・・!?と考えて、何が何でもいい結果を出してやるぞと気合いも入ったものです。
しかしその時ぶつかったのが、いわゆる個人と法人の壁・・・というやつでした。

今回、契約時点までお互いにそこを確認し忘れていて話自体が暗礁に乗り上げそうになりました。
ただ、幸いなことに先方から回避するためのご提案をいただきました。
『法人に発注する形が取れるなら問題ないです』

仕事は欲しい、でも・・・と個人事業主は考えた
当然ながら、個人で請けた方が絶対利益は大きいんです。
加えて、自分のご縁でご紹介いただいた仕事なので、誰かを介する事に対し何も思わないわけもありません。
・・・でも、そんなこと言ってたら話は先に進まないわけです。現段階で頓挫してしまっても仕方ない状況なのに、わざわざ譲歩の条件をもらえているわけです。

またもや個人事業主に手を差しのべてくれる企業の方々
人生、捨てる神あれば拾う神ありです。
以前よりお世話になっていた企業様に素直に状況をお話したところ、なんとかその後の打ち合わせにご同席いただける運びとなりました。

個人事業主が法人から仕事を発注してもらった時に生じるかもしれない「法人の壁」への対策
このように個人に法人が直接仕事を出せない状況は、結構多くあるようです。
法務的にNGであったり、会社ごとに様々な理由があるでしょう。個人には信頼がない、というのが一番言われる理由です。

個人事業主にとって大手からの仕事というのは大きなチャンスです、絶対に逃せない部分でしょう。ただ、そういう時に限ってこういう事が起こります。
法人より個人は信頼がない、それは厳然たる事実です。
法人の壁を回避するための有効策としては、以下の2つがあげられるでしょうか。
個人として独立したあとに、なるべく早く法人化してどこの仕事でももらえるようにしておく
自分の場合、法人化はある程度売上立ってからと考えて個人事業主で始めましたが、めどが立っているなら法人で始めるのも当然ありです。
登記関連での支出や手間・法人税などあるでしょうが、その他に関しては個人より税の免除が利く部分は実際かなりあるといいます。
また、個人単位で法人にして国保を社保にしてしまえばかなり安くできます。

いざというときに頼れる法人の知り合いを確保しておく
もちろん、そのために知り合いを作る・・・というのではなかなかマトモなご縁にはなりません。
ただ会社を独立して一人でやって行こうとすると会社にいた時以上に色々な方と知り合って縁を紡いでいくことが大事になるので、普通にしていても知り合いは増えていくはずです。
まとめ
何かがあってもあきらめず動く事が本当に必要だと思い知らされた出来事でした。非常にいい経験をしたなと今では思っています。

でも投げ出さず真摯に向き合っていれば、どこかには力を貸してくれる相手がいるかもしれませんよ!?