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どうも、法人1期目のハシケン(@conteanime)です。
当サイトの記事は2019年内まで個人事業主として活動していた時期に書いていたものも多くあるので、著者の肩書き等の違いについてはあらかじめご了承下さい。

その流れで「法人専用の銀行口座」を作る必要ができたんですが、やはりまずはダメ元でもメガバンクに挑戦したいと思い実際に行ってきたのでその状況を備忘録的にまとめます。

法人銀行口座の開設はやっぱりメガバンクか、それとも今風のネット銀行にするか??
最近は口座が犯罪に使われる状況も増えているため、特にメガバンクはまっとうな法人であっても審査が厳しくなっています。
くわえて今はジャパンネットやGMOといったネット専用銀行もさまざまあり、審査の難易度の低さで言えばはるかに楽と言われます。

どこでもいいといえばいいですが、ただ法人化してサイトを作ると多くの場合取引先として銀行名をホームページ上に記すことになります。
その際メガバンクの名前があるかネットバンクか・・・というのは、訪れた人からするとそれなりに大きな違いの印象を与えるのは間違いないところでしょう。

法人口座は複数持って同時に使うのが主流
基本的に最近ではメガバンクと信金、ネット専用銀行などの法人口座を複数持って用途に応じて使い分けるのが一般的なようです。
弊社では、お客さまに「理想は、準備時間が取りやすい創業前の段階で、以下の3つの口座を開設すること」をおすすめしています。
1つ目は、売上金額を入金するメガバンクの口座。メガバンクは取引口座として信用があるので振込先として請求書に記載するために使用します。
2つ目は、支払用途にネット専業銀行の口座。手間が省けるうえ、他の銀行と比較して手数料も安いです。特に、基本料金や振込手数料が安く、土日も稼働している点が有用です。
3つ目は、会社の近隣にある信用金庫の口座。ネット銀行でカバーできない引き落としを補完でき、融資や経営支援などを受けられる可能性があります。
多くの中小法人の場合、メガバンクの口座を持てても融資はなかなか得られないのが実情ですが地方都市銀行などはだいぶ寛容ともいいます。
そういった意味からも、様々な銀行とパイプを作っていくために並行して持って利用することが推奨されているようです。
個人事業主が法人化して新規の銀行口座を開設するときに必要なこと
銀行によっても必要な書類は違いがありますが、おおむね必要なのが次の3つです。
- 履歴事項全部証明書(いわゆる法人登記)
- 法人の印鑑証明書
- 個人の身分証明書(免許書などでOK)
あとは銀行で固有のものがないかサイトなどで確認し、わからない部分は直接電話もして最寄りの三井住友に行くことにしました。

個人事業主やフリーランスの屋号付き銀行口座おすすめはここだ!【2022年最新版】
第一希望の三井住友に行ったら想定外の話を切り出された・・・
ということでまず三井住友に行きましたが、電話で聞いていなかった書類が必要と受付でいきなり言われてしまい・・・

実際の写真です・・・聞いてないぞ;
まだ法人化したばかりでア~エは存在していないので、一番下に関して用意できるかを税理士さんに連絡しつつ若干イライラしながら三井住友をでて・・・なかば勢いのような感じですぐ近くにあったUFJへ突入しました。

デビューしたての法人が実際にメガバンクに行くとどのような対応をされるか??

えーい、ままよーーー!
ということでUFJに行き、結局後日三井住友にも出直したのでその際のことを簡単にまとめておきます。
基本的な姿勢としては、所詮吹けば飛ぶ一人法人なのでどちらの銀行もとりたてて歓迎される印象はありません。
淡々と粛々と進む、それだけです。

まずはUFJで法人口座の開設を申し込んでみた
UFJはそもそも、個人事業主の屋号付き口座の取得もかなりハードル高めと言われています。なので元々個人的に法人口座開設には前向きでありませんでした。

担当の方は最初に窓口で応対していただいた方が、そのまま最後まで継続という形でした(1時間程度)。あとからさらにお偉いさんが出てきて、もう一度同じ話をする・・・ような流れはありませんでした。
必要な書類を出して業務内容など聞かれたのですが、そこで事業の証明となる請求書や法人化の際の資本金の証明がほしいと言われて後日用意してまた伺うことになりました。
ちなみに必要と言われたものは次のとおりです。
- 資本金を入れた通帳
- 個人事業主の時に使っていたメインの通帳
- 業務実態を証明できるもの(企業からの発注書、請求書など
自分の場合は過去に出版もしていたので、本の現物も持ってくるように言われました
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再度UFJを訪れたとき(開店直後の朝イチ9時)は再提出したものをコピーされて、深い話などはなく30分ほどで終了。これでようやく審査のスタートラインに立ったらしく、結果は電話で10日後くらいまでにと言われました。
やっぱり念願の三井住友でも法人口座の開設を申し込んでみた
もともと第一志望の三井住友銀行にも、改めて言われた書類を用意してUFJの資料提出後にそのまま向かいました。
最初に必要な書類を書かされ、その後受付の番号札を取ってしばらく待ち・・・。呼ばれたあとは窓口の方が淡々と必要な書類を請求し、コピーなど進めていきます(20分程度)。

一度待ち合わせ室に戻り、別途少しお偉い立場であろう方に呼んでいただき改めて軽い面談に進みます(5分未満)。
さっきもした屋号付き口座の話とさらに完全な個人の通帳でも三井住友をメインで使っていることを伝えると、目に見えて反応が明るくなった印象でした。
こちらもUFJと同じく10日後までには電話で結果がわかるということで終了、審査が通ったら次回2時間ほどかけて色々と手続きを行うそうです。

法人化後の法人口座取得への道、まとめ
総括としては、
- UFJは、要求される提出書類がかなり多い
- 三井住友は追加書類はあまりない(屋号付き口座を使ってたから?)
- 元々口座を使っていたほうが、自然と印象は良くなる(かも?)
・・・といったところでしょうか。現在結果待ちなので、わかり次第またまとめます。
とにかく審査が厳しいのは事実なのでメガバンクがだめなら地方の銀行を取る、そうでなくてもネット専用銀行は別途申し込む・・・という流れに自分含め誰しも進んでいくと思います。

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