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どうも、法人1期目のハシケン(@conteanime)です。
当サイトの記事は2019年内まで個人事業主として活動していた時期に書いていたものも多くあるので、著者の肩書き等の違いについてはあらかじめご了承下さい。
2015年春に独立する際、日本政策金融公庫に対し創業融資を申請しました。具体的な名称は新規開業資金だったと思います。幸い申請の結果は満額回答をもらえました。
提出書類を用意する上では様々な分野の方の助言をもらいましたが、代行で作ってもらったりなどは一切していません。全て自分で用意して提出し、面談を経て融資を受けました。
今回は事業計画書を作る際のマインド的な流れについて、少しまとめてみます。
何かやってみたいという情熱がはじまり
『自分はいつまでも雇われのままでいいのか?』
『もっと収入を上げたいが頭打ち・・・』
『ちょっと面白そうなこと思いついたんだけどなー』
きっかけは人ぞれぞれ何でもいいと思います。自分の場合は思い返すと、子供ができた事と大台の年齢を目前にした事が考えはじめたきっかけでした。
やりたいことで起業するか、儲かることで起業するかというのはよく論争になるテーマですが、自身が情熱持てない業種では特に最初の立ち上げの苦しい時期が続かないと思います。
また、人にビジネスプランを説明する際にも経験してない内容でやろうとすると説得力にどうしても欠けてしまいがちです。
ですので、好きなことで事業を立ち上げる方が絶対オススメです。
今の現状を変えて何かしてみたいたいと思った最初の頃には、以下の本が参考になるかもしれません。
とりあえず勉強を始めてみよう
本格的に進めたいと思ったら、まず勉強してみるのが定石でしょう。※アイディア自体ではとにかく起業を急ぐ場合もあるでしょうが。
自分の場合を思い返してみると、会社の通勤時や仕事の始まる前などとにかく本を読みまくりました。もちろんその中には役に立たないものも多いですが、いいものは何度でも読み返して情報や考え方を吸収していきました。
今回のテーマである『事業計画書』に関して早めに知識を得たいならこちらの二冊がわかりやすいです。非常に読みやすく書かれています。
必要なものが何か整理しよう
勉強していくにつれ、起業アイディアが次第に固まってくるでしょう。そうなると実現に必要な準備も併せて見えてきますので、とにかくどんどんノートに書き出していきましょう。※何冊使ってもいいので、古いノートも必ず取っておきましょう。
案を人に話して、意見をもらおう
ある程度まで具体化出来たら、資料に起こして人に意見を求めましょう。その際はなるべく既に独立したり経営にかかわってる人に聞きましょう。
そうでない人の意見は得てして悲観論が多くなります。経験の伴わない駄目出しは、この段階では不要です。起業した事のある人、ビジネスを興した人を必ず探しましょう。前向きな力がとにかく大事な時期です。
自分の場合、TEPという団体のビジネスプランセミナーという会で四日間の集中講義を受けました(最初の二日は泊まり込み)。こういうものに参加することで、自然と必要な人との接点が生まれます。
意見を貰って全く違う方向性が新たに見えてくることもあるわけです。このセミナー以外にも様々なものがあるでしょうから必ず一度は自分一人で作ってきたプランを複数の人の目にさらして揉んでもらう機会を設けましょう。ここを怖がっててはいけません。
事業計画書の意味を理解しよう
何のために作るのか、というのがとにかく重要です。
具体的な融資を受けるためなのか?
自分の事業を人に説明するためなのか?
協力者を見つけて支援を受けるためか?
・・・それぞれの目的によって、内容は若干変わるはずです。また目的に限らず、事業計画書は必ず自分で作りましょう。
相談自体は色々な方にすべきですが、書くことを人に任せては書類に情熱がこもりません。説得力が生まれません。それでは、融資も、説明も、支援を募ることも不可能です。
様々な代行・支援サービスなどありますが、事業計画書自体はきちんと準備をすれば全て自力で書き上げて目的を達せられるものです。融資を満額回答いただけた自分自身が、いい証拠です。
作るまでは大変ですが、このように順を追って進めていけば必ずちゃんと出来あがりますので焦らずに頑張って下さい。